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大雪2018.12.07 Friday
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今日12月7日は大雪の日です。
大雪(たいせつ)は、二十四節気の第21。
十一月節(旧暦10月後半から11月前半)。現在広まっている定気法では太陽黄経が255度のときで12月7日ごろ。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
恒気法では冬至から23/24年(約350.02日)後で12月7日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の冬至前日までである。
季節雪が激しく降り始めるころ。
『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。
七十二候
大雪の期間の七十二候は以下のとおり。
初候
閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる) : 天地の気が塞がって冬となる(日本)
鶡鳥不鳴(かっちょう なかず) : やまどりが鳴かなくなる(中国)鶡は{喝-口鳥}
次候
熊蟄穴(くま あなに こもる) : 熊が冬眠のために穴に隠れる(日本)
虎始交(とら はじめて つるむ) : 虎が交尾を始める(中国)
末候
鱖魚群(さけのうお むらがる) : 鮭が群がり川を上る(日本)鱖は{魚厥}
茘挺出(れいてい いずる) : 大韮が芽を出し始める(中国)(Wikipediaより)
大雪
12月7日頃(平成30年は12月7日)。
および冬至までの期間。
太陽黄径255度。
小雪から数えて15日目頃。山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれたものでしょう。
この頃になると九州地方でも初氷が張り、全国的に冬一色になります。
スキー場がオープンしたり、熊が冬眠に入るのもこの頃。
鰤など冬の魚の漁も盛んになります。※「おおゆき」ではなく「たいせつ」と読みます。お間違いなく。
風花(かざはな)
晴天の青空の中をハラハラと舞うように降る雪のこと。
本格的な冬の前触れとされています。
季節の言葉
冬日和(ふゆびより)
穏やかに晴れた冬の日のこと。(日本の行事・暦より)