明治神宮 第三鳥居 建替工事 その2
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    引き続き明治神宮 第三鳥居 建替工事の続きを載せていきます。

     

     

    7.八角迄製材された柱

     

    柱は8角迄帯ノコで製材され、この後16角、32角、64角と加工していきます。

    白太や入皮、節などの状態を確認しながら軸芯を調整し正規の寸法へと順次仕上げていきます。

     

     

     

     

    8.加工、仮組みの確認(平成28年6月)

     

    加工作業も終盤に入り、柱と貫、島木の仮組です。

    仕口の枘(ホゾ)や渡り腮(アゴ)がしっかり緩みなく入るかの確認をします。

     

     

     

     

    9.32角まで仕上げられた柱

     

    32角まで仕上げられた柱。

    このあと64角まで電気鉋(カンナ)で加工され、最後に丸鉋(カンナ)で木の目を見ながらていねいに手作業で仕上げていきます。

     

     

     

     

    10.柱の丸い形状に合わせて作られた鉋

     

    今回の丸柱に合わせて作られた丸鉋(カンナ) 。

    刃と台が凹面になります。

    刃を研ぐ凸面の砥石も大工が自ら作ります。

     

     

     

     

    11.柱の銅板巻き

     

    柱の根元はコンクリートの基礎に埋められますがその部分を銅板で二重巻きにしています。

     

     

     

     

     

    12.解体清祓式(平成28年7月27日)

     

    既存鳥居解体前に清祓式が行われました。

     

     

     

     

    13.既存鳥居の解体

     

    大正9年に建てられた鳥居(台湾桧)の笠木・島木を一体で解体しているところです。

    柱の枘(ホゾ)部分などに大きな傷みが見受けられました。

     

     

     

     

    14.建方清祓式(平成28年9月26日)

     

    新しく加工された鳥居材が入場し、建方前に清祓いが行われました。

     

     

     

     

    15.柱と貫の地組

     

    2本の柱に貫を貫通させます。

    材に傷をつけないよう構台上のローラーで芯を合わせながら慎重に組みます。

     

     

     

     

    16.柱の建て起こし

     

    いよいよ地組した鳥居の建込みです。

    組んだ鳥居に無理な力が加わらないよう回転架台を使って建て起こしました。

     

     

     

     

    17.柱の建方

     

    柱がねじれないよう、柱脚部は仮の継ぎ材で結んでいます。

    クレーンの足元に島木と組まれた笠木が見えます。

     

     

     

     

    18.貫と楔の銅板葺き

     

    今回は貫と楔(くさび)の上端に勾配をつけました。

    とくに楔(くさび)の水が柱内部に入り易いので柱の際に水返しをつけるなどの工夫をしています。

     

     

     

     

    19.亀腹石の取付

     

    鳥居は柱の根元が一番傷み易く点検を考えて、亀腹石の目地をシーリング材としました。

    シーリング材の一部を切り取り、定期点検するためです。

    また、亀腹石は創建当初のものを再用しています。

     

     

     

     

    20.竣功(平成28年10月26日)

     

    鳥居が完成し、竣功清祓式に続きくぐり初め式が行われました。

    用材調達より6年の歳月を費やしました。

                   (清水建設の社寺建築・伝統建築より)

     

    posted by: 1513neoya | とはずがたり | 03:15 | comments(0) | - |