白露
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    今日9月8日は白露です。

     

    白露(はくろ)は、二十四節気の第15。
    八月節(旧暦7月後半から8月前半)。

    現在広まっている定気法では太陽黄経が165度のときで9月8日ごろ。
    暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
    恒気法では冬至から17/24年(約258.71日)後で9月6日ごろ。

    期間としての意味もあり、この日から、次の節気の秋分前日までである。


    季節

    大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。
    『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と説明している。


    七十二候

    白露の期間の七十二候は以下のとおり。
     初候
      草露白(そうろ しろし) : 草に降りた露が白く光る(日本)

    草露白(くさのつゆしろし)イメージ
      鴻雁来(こうがん きたる) : 雁が飛来し始める(中国)
     次候
      鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒が鳴き始める(日本)

    鶺鴒鳴(せきれいなく)イメージ
      玄鳥帰(げんちょう かえる) : 燕が南へ帰って行く(中国)
     末候
      玄鳥去(げんちょう さる) : 燕が南へ帰って行く(日本)

    玄鳥去(つばめさる)イメージ
      羣鳥養羞(ぐんちょう しゅうを やしなう) : 多くの鳥が食べ物を蓄える(中国)
                        (Wikipediaより)

     
     
     

     

     

     

     

    白露
    9月8日頃(令和元年は9月8日)。
    および秋分までの期間。
    太陽黄径165度。
    処暑から数えて15日目頃。
    この日から仲秋になります。

    草の葉に白い露が結ぶという意味。
    夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。

    野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、本格的な秋の到来を感じられる頃です。
    日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。

     

      
    秋なのに「白」?
    日本人からすると「白」は雪=冬をイメージするのが一般的が、中国の陰陽五行では「白」は秋の色とされています。 

                        (日本の行事・暦より)

     


    古来、中国に四神あり
    東方の守護神 青龍(青い龍)
    南方の守護神 朱雀(赤い孔雀)
    西方の守護神 白虎(白い虎)
    北方の守護神 玄武(黒い亀と蛇の合体したものらしい)

     

     

    四神と四季を対比し、さらには人生を表す言葉が生まれる
    それが・・・青春・朱夏・白秋・玄冬
    ちなみに、朱は赤、玄は黒の意

     


    青春・・・人生の春、緑の季節は未熟さの象徴でもある、これから、熟していく希望の年代。
    孔子曰く、「志学」の時、学を志す、16歳から30歳ぐらいを指す

    朱夏・・・人生の夏、人生の最盛期、一人立ちし、子を育て、仕事をこなす成熟の年代。
    孔子曰く、「立身」「不惑」30にして身を立て、40にして惑わず、30〜40代ぐらいを指す

    白秋・・・人生の秋、今までに打った布石をいかし、さらなる飛躍をする年代。
    孔子曰く、「知天命」「従耳」50にして天命を知り、60にして耳に従う(人の話を聞くってこと)

    玄冬・・・人生の冬、人生で得たものを後世に残していく年代。
    孔子曰く、「不越矩」70にして矩(のり)を超えず、70になったら自分の思うままに振る舞っても道理から外れることはない

                      (立川湯屋敷より)

     

    鶏頭(けいとう)写真

     

     

    青春・朱夏・白秋・玄冬

      人生の各年代(ライフ サイクル)、青春・朱夏・白秋・玄冬のことを調べてみました。

         年代                            論語
      青春    :16歳〜30代前半      学を志す
      朱夏前半:30代前半〜40代後半  身を立てる / 惑わず
             後半:40代後半〜50代後半  天命を知る
      白秋    :50代後半〜60代後半  耳に従う
      玄冬    :60代後半〜          矩を超えず
     
     *孔子の論語 ( 巻1 第二 為政の四)
      16歳  志学    学を志す
      30    立身    身を立てる(独立する)
      40    不惑    惑わず
      50    知天命  天命を知る(天命をわきまえる)
      60    従耳    耳に従う(人の言葉を素直に聞く)
      70    不超矩  矩を超えず
                    (思うままにふるまっていて道を外れない)
     
      i) 青春
         青春は緑の時期であり、未熟さを意味し、これから熟していく勢いを増していく時期だだそうです。
         両親や周りの人達の援助を受けて、勉学にいそしみ、社会に出て、新しい自分の家族を起し、ひとり立ち
         をするための準備の年代です。
         希望に胸を膨らませ、一方、挫折感にさいなませられながら自分の活きる道を試行錯誤する年代。
       ○サミュエル・ウルマン 青春
         青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言う。
         年を重ねただけで人は老いない。
         理想を失う時に初めて老いがくる。
       ○ワーズワース 草原(青春)の輝き
         草原の輝ける時
         花、美しく咲ける時
         再びそは還らずとも
         嘆くこと莫れ
         そこに力を見出さん
       ○伊藤整 青春
         人の生涯のうちいちばん美しくあるべき青春の季節は、おのずから最も生きるにむつかしい季節。
      
     ii) 朱夏:
         人生の夏であり、人生の真っ盛りの年代。この年代の前半は、子育てにおわれ、与えられ仕事をこなし、 一人立ちする年代で、後半は、今までの成果の刈り取りをし、次の白秋玄冬へつないで行く年代。
       ○小説 朱夏--著者--宮尾登美子  
         終戦の直前に満州に渡り、終戦後に引き上げてきた若い教師夫婦の1年半の地獄体験物語とでもいうもの
          (但し、なぜ朱夏という著書名がついたかは不明)
       ○朱夏の女たち--著者--五木寛之
         まったく性質の異なる30代後半の3人姉妹の主人公を通して自分らしくて納得のいく生き方を 懸命に模索している姿を描いている。
         五木寛之さんによれば、  30〜40歳ごろが朱夏だそうで朱夏をどう生きるかでその後の人生が決まるそうです。
                  
     iii)白秋: 玄冬:
         白秋,玄冬に関しては、インターネットからは殆ど情報は得られませんでした。
         詩人の北原白秋はここから名前をつけたそうです。 又、玄冬の玄は黒という意味で、暗いイメージですが、幽玄,玄人、玄風は老子のといた道をいうそうで、なかなか深みのある言葉のようです。
         又、青春→朱夏→白秋→玄冬ではなく、  玄冬で始まって白秋で終わるという人もいるようです。
     
      万年青年と自称はしていても、自分自身は老いをしみじみと自覚する年代になりました。
      青春は無理にしてもせめて朱夏に留まっていたいと思っているうちに、白秋を迎えもうすぐ玄冬になる年代となってしまいました。
      後は、自身の年代に応じて、且つ時代に順応して生きていかなければならないと痛感している今日この頃です。
                    
    *陰陽五行による季節・色
      色  五行  季節       方角  星座(四神獣) 
      青  木    春         東   青龍(蝦蛄)
      朱  火    夏         南   朱雀(しゅじゃく)
      黄  土    長夏(土用)
      白  金    秋         西   白虎
      黒  水    冬         北   玄武(亀と蛇の合体)
     
    *フランスの国旗
      青--自由
      赤--平等
      白--博愛
                       (青春・朱夏・白秋・玄冬より)

     

    posted by: 1513neoya | とはずがたり | 03:27 | comments(0) | - |