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寒露2019.10.08 Tuesday
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今日10月8日は寒露です。
寒露(かんろ)は、二十四節気の第17。
九月節(旧暦8月後半から9月前半)。現在広まっている定気法では太陽黄経が195度のときで10月8日ごろ。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。
恒気法では冬至から19/24年(約289.15日)後で10月7日ごろ。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の霜降前日までである。
季節露が冷気によって凍りそうになるころ。
雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き始めるころ。
『暦便覧』では、「陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也」と説明している。
七十二候寒露の期間の七十二候は以下のとおり。
初候
鴻雁来(こうがん きたる):雁が飛来し始める(日本)
鴻雁来賓(こうがん らいひんす):雁が多数飛来して客人となる(中国)
次候
菊花開(きくのはな ひらく):菊の花が咲く(日本)
雀入大水為蛤(すずめ たいすいにいり はまぐりとなる):雀が海に入って蛤になる(中国)
末候
蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり):蟋蟀が戸の辺りで鳴く(日本)
菊有黄華(きくに こうかあり):菊の花が咲き出す(中国)(Wikipediaより)
寒露
10月8日頃(令和元年は10月8日)。
および霜降までの期間。
太陽黄径195度。
秋分から数えて15日目頃。寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。
秋の長雨が終わり、本格的な秋の始まりになります。
この頃になると五穀の収穫もたけなわで、農家では繁忙を極めます。露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあります。
この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。
夜には月も美しく輝いて見えます。
寒露の頃になったら、空を見上げてみてはいかがでしょう。
これまでと違った、秋の清々しさと趣を感じる空に出会えるはずです。
昼が短くなり夜が長くなるのを感じる頃。
深まる秋に備えて、冬物の衣類などの準備し始める目安にしましょう。
露霜(つゆじも)
凍って、半ば霜となった露のこと。
秋の季語になっています。(日本の行事・暦より)